苦手を克服するには

●徹底（てってい）的な解き直し 苦手を克服（こくふく）するためには、ミスをミスで終わらせないことが何よりも大切です。どんな科目にせよ、まちがえた問題は解説をよく読み、自分でできるようになるまで何度でも解き直しをしましょう。その際、ただ解き方を暗記するのではなく、「なぜその答えになるのか？」「なぜこの解き方なのか？」といったことをじっくり考えるようにしましょう。まちがえた問題をまとめたノートを作ると、日々の学習で見返すこともできます。
●演習量を増やす 苦手な科目の演習は、どうしてもさけることが多くなると思います。しかし、苦手な科目こそ、多くの演習をこなさなければ克服できません。徹底的な解き直しをした後に演習をしなければ、「分かったつもり」で終わってしまうことがあります。真に「分かった」という状態にするには、解き直しによる知識のインプットだけでなく、演習によるアウトプットも忘れずに行うようにしましょう。苦手の克服は一朝一夕にできるものではありません。あきらめずに努力し続けましょう。