算数のケアレスミスをなくす方法

みなさんは「あのミスさえなければもう少しいい点数が取れたのに」と、くやしい思いをしたことがあるでしょう。ケアレスミスは、原因を見つけて対策をとって習慣化していくことで減らすことができます。

●やるべき作業をやっていない 具体的には「書くべき作図やメモ、式や筆算を書いていない」「好ましい手段で解いていない」などです。作図や式などを書いていないことに関しては、自分で方法を考えて修正していきましょう。好ましい手段で解いていないことに関しては、塾の特別講座等を受講して徹底（てってい）的に好ましい手段を覚えましょう。
●ミスをしやすい箇所（かしょ）が分かっていない 難問はミスが起こりやすいので、ミスしやすいポイントを教わり、しっかりとメモを取りましょう。難問の場合には簡単な部分で気をぬきがちです。計算が終わった後ですぐに解答欄（らん）に答えを書かず、もう一度問題文で問われたことに線を引いてから答えを書くようにしましょう。これを毎回くり返して習慣化してください。
●本番と同じ状況での練習不足 ふだんの勉強でも本番と同じ緊張（きんちょう）感を持ち、時間を計って取り組みましょう。